MP4をMP3に変換するおすすめの方法まとめ
MP4で作成された音楽動画などの、音の部分だけをMP3に変換し保存したいということはありませんか?動画共有サイトで見つけた音楽を動画ではなく音声データとして保存することで、容量の心配なく楽しむことができますよね。
この記事では、そんなMP4からMP3へ変換したいときにおすすめの変換ツールについて、詳しくまとめてみました。無料かつ安全に使用できるソフトやサービスを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
- Part1.MP4をMP3に変換する理由とは?
- Part2.MP4をMP3に変換できるフリーソフト3選
- Part3. MP4を MP3にオンラインで変換できるサイト3選
- 【まとめ】使用するデバイスや環境に合わせて利用するツールを選ぼう
Part1.MP4をMP3に変換する理由とは?
動画データが保存されているMP4形式のファイルから、音声のみを抽出する際によく利用されるのがMP3形式になります。MP3で保存できるのは音声のみになりますが、MP4に比べて容量が圧倒的に軽く扱いやすいデータとなっています。MP3の品質はとても良いのですが、非可逆圧縮ファイルなので元の形式に戻すと劣化が生じてしまいます。
MP3は音声ファイルの圧縮形式として広く認知されているため、再生可能なオーディオも多く汎用性の高いファイル保存形式と言えます。そのため、動画ファイルの音声のみを別で保存したいときは、MP3への変換が重宝されています。
Part2.MP4をMP3に変換できるフリーソフト3選
① VLC Media Player
(https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html)
多くのファイル形式に対応している、フリーのマルチメディアプレイヤーです。世界でも広く利用されている有名なフリーソフトになります。海外で作られたソフトですが、日本語もサポートされています。
<特徴>
このソフトはコーディックを内蔵しているため、非常に多くの音楽・動画ファイルを再生することが可能です。再生プレイヤーとしての機能の他、フォーマット変換もでき、さらに字幕の追加などの簡単な編集も行えます。また、このソフトは本来youtube動画などを再生できるストリーミング配信がメインの機能としてリリースされましたが、再生機能が非常に優秀なため広くユーザーに親しまれたとのことです。再生プレイヤー以外の機能が充実しているのは大きな特徴といえます。
<変換方法>
Step.1 ソフトを起動し、「メディア」から「変換 / 保存」をクリックします。
Step.2 「追加」ボタンを押し変換したいファイルを選択後、下の「変換 / 保存」をクリックしてください。
Step.3 「プロファイル」から「Audio - MP3」を選択、そして「参照」ボタンから「出力ファイル」の保存先を指定してください。最後に「保存」ボタンをクリックすれば、変換が開始されます。
② Any Video Converter
(https://www.any-video-converter.jp/any-video-converter-free.html)
こちらも無料で使える多機能なメディア変換ソフトになります。ファイルの変換をはじめ、動画の基本的な編集、音声の抽入等が可能です。また、DVDの作成やCDからのリッピングも行えるので、このソフトで様々な作業が行えます。
<特徴>
変換したいファイルを一つのフォルダにまとめて入れておけば、一気に変換が可能です。またyoutubeなどの動画共有サイトにアップされている動画も、品質を落とさず変換できるので魅力的なソフトとなっています。
<変換方法>
Step.1 メイン画面の「動画追加」から変換したいファイルを読み込みます。
Step.2 画面上部のタブから変換後のファイル形式を、さらに右下のエリアで細かい出力設定を行います。
Step.3 最後に右上の「変換」ボタンを押せば、変換が開始されます。
③ Wondershare UniConverter
(https://uniconverter.wondershare.jp/)
多機能なファイルコンバーターで、ファイル変換などの作業をしたことがない人でも簡単に扱えるソフトになります。ファイル変換のほか、ダウンロードや圧縮・結合や画面録画、さらにDVDの作成や編集機能が備えられています。再生プレイヤーとしても優秀なので、幅広い活躍が期待できます。
また、処理に時間の掛かる大きなデータファイルも高速で変換することができ、複数のファイルも一度に素早く処理することが可能なので、作業を効率的に行いたいときに利用したいソフトです。
<特徴>
直感的な画面はわかりやすく、操作に迷うことがないように設計されているため安心して利用することができます。ファイルを扱いやすくする機能が充実しており、サポートされているファイル形式も多いのでどんなファイルにも対応することが可能です。
これ一つでファイルに関する悩みを解消できる高機能なソフトなので、持っていると便利なツールといえます。UniConverterは無料で試せる体験版が公開されています。気になった方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
<変換方法>
Step.1 ソフトを起動し、メイン画面左側の「変換」を選択、表示された画面で変換したいファイルを追加してください。
Step.2 追加されたファイルの欄や、画面下部で出力設定を行います。
Step.3 画面内にある「変換」ボタンから変換を開始します。
Part3. MP4を MP3にオンラインで変換できるサイト3選
サイト① media.io/jp(https://www.media.io/jp/)
オンラインで手軽にファイル変換ができるWEBツールとして、多くのユーザーに利用されているサイトになります。シンプルな手順でファイル変換が行えるので使い勝手が良く、わざわざ変換ソフトをインストールしなくても手軽に使用することができます。
<特徴>
対応しているファイル形式が多く、安定した変換が行えます。Dropboxやgoogle Drive、そしてyoutubeからも直接ファイルをアップロードすることができます。変換だけでなく、簡単な編集や加工なども可能です。
<変換方法>
Step.1 サイトへアクセスし「ファイルを選択」ボタンなどから、変換したいファイルをアップロードします。
Step.2 変換したいファイル形式(MP3)などの設定を行います。
Step.3 「変換」ボタンをクリックし変換を開始してください。変換が完了したら、そのファイルをダウンロードし終了です。
サイト② Convertio(https://convertio.co/ja/)
300以上のファイル形式に対応したオンラインファイル変換ツールになります。クラウドを利用した変換になるのでユーザー側のシステム環境に負荷が掛からず、簡単に素早く変換することが可能です。
<特徴>
変換の際に、ほとんどすべてのデータをカスタマイズして出力することができます。また、アップロードされたデータと変換されたデータは、24時間後に完全削除されます。セキュリティの面でも安心して利用することができるサイトとなります。
<変換方法>
Step.1 サイトへアクセスし、表示されている画面に変換したいファイルをアップロードします。
Step.2 追加されたファイルから、変換したいファイル形式(MP3)を選択、またその他の設定が必要であれば行ってください。
Step.3 最後に「変換」ボタンをクリックすれば、変換が開始されます。
サイト③ Online Video Converter
こちらもブラウザ上で完結させることができる変換サービスです。パソコンからはもちろん、スマホに保存されているファイルも直接アクセスして変換させることが可能です。
<特徴>
このツールの大きな特徴は、パソコンにインストールして利用する変換ソフトのようなインターフェイスなので、初めて利用する方にも操作しやすい優しい作りとなっています。標準的な動画およびオーディオファイルの形式がサポートされているため、一般的なファイルであれば問題なく変換することができます。
<変換方法>
Step.1 サイトにアクセスしたら、①で変換したいファイルをアップロードします。
Step.2 次に②で変換後のファイル形式(MP3)を選び、解像度の設定を行います。
Step.3 最後に③の「変換」ボタンを押せば、変換が開始されます。
【まとめ】使用するデバイスや環境に合わせて利用するツールを選ぼう
MP4からMP3への変換方法としては、パソコンにインストールして使用する変換ソフトだけでなく、ブラウザ上で手軽に変換できるオンラインサービスも大変便利です。ソフトの方は容量の大きいファイルも高速で処理できるというメリットがあり、オンラインツールにはソフトをインストールしなくても簡単に変換できるという特徴があります。適切なツールを選び、効率よく作業を行いたいですよね。
紹介したツールのなかでもWondershareのUniConverterは特におすすめです。変換だけでなく、ファイルを扱いやすくするための機能が各種搭載されているので、ぜひ試してみてください。
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